ギリシア人の物語IIを読了
3連休もあっという間に終わりに近づいている。都内で買い物や床屋などに行って、有意義な3連休だった。
読書もその1つだ。この本もしばらくは会社の行き帰りに少しずつ読んできたが、終盤は三連休に一気に読む。塩野七生著の「ギリシア人の物語II民主政の成熟と崩壊」を読了した。
ペリクレスのおかげで黄金期を得たアテネだったが、ひたひたと崩壊の危機が押し寄せる。アテネの民主政を脅かしたのは、スパルタではなく、ポピュリズムだった。自分のことを自分で決められなくなったらおしまいだ。スパルタとアテネの勢力が入れ替わる激動の時代を迎えた。
もう1巻あるはずなので、発行されるのが楽しみだ。
ギリシア人の物語2 民主政の成熟と崩壊 [ 塩野 七生 ]
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冷製煮干中華そば
西日本や東北地方は雨による被害が出ています。連日、避難されている方のニュースを見ているような感じです。
でも、東京は暑いですね。なぜか雨もずっと降っておらず、梅雨はどこに行ってしまったのだろう。
ところで、近くの麺屋ねむ瑠@本郷三丁目にて、季節限定「冷製煮干中華そば」を頂戴しました。
土曜日限定で限定メニューが用意されるようですが、今週の土曜日の18時からは「冷製煮干中華そば」がスタートとのこと。17時45分頃に訪れると、すでに先客がお一人。その続きで、座って待っていること15分で、なんとか入店することができた。
注文は、もちろん限定メニューだ。フォトジェニックな感じのラーメンで、トマトジュレの赤色がよく効いている。スープは煮干のみとのことで透明度が高くあっさりしていた。ラーメンの固定観念を覆すような作品のような気がする。
ぜひ、また訪れたい。
「みみずくは黄昏に飛びたつ」を読了
ひたすら、暑い。まだ、梅雨明けじゃないのに、空は雲ひとつないいい天気。風もなくって、日差しも強いな。
これじゃあ、夏が来たら、思いやられるな。
ところで、少し遅くなったが、「みみずくは黄昏に飛びたつー川上未映子訊く/村上春樹語るー」を読了した。
騎士団長殺しなどの著書の誕生秘話などを、村上春樹氏が語るインタビュー本だ。村上春樹氏の意外な答えに、川上未映子氏は唖然としている様子。結構面白かった。
村上「知らなかった。」
川上「ほ、本当かなあ(笑)。わたし、このためにプラトンの「饗宴」と「国家」を、もちろんざっくりとですが、おさらいしてきたんですが・・・」
村上「すげえ。嘘みたい。」
こんな滑稽な場面が多いのだ。読んでよかった。
みみずくは黄昏に飛びたつ [ 川上 未映子 ]
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「2050 近未来シミュレーション日本復活」を読了
今日は、日曜日。雨も降っていたし、1日中、ぐだぐだ引きこもり。そんなこともあるものだ。
そんなこんなで、「2050 近未来シミュレーション日本復活」を読了。最初から、ワクワク感あるライフスタイルが始まる。
ミツビシ808型超音速ジェット機はゆったりとこを描きながら羽田空港へと降下を始めた。超音速旅客機なら昔もあった。だが、ミツビシ808は1970年代に英仏で共同開発したコンコルドとは比べものにならない。巡航速度はほぼ2倍、定員は3倍を超え、航続距離も3倍近い。
ワシントンDCからもらくらく帰ってこれるじゃない。そんな時代が、あと30年後に来るとは楽しみだ。日本は、これから超高齢化社会が到来し、課題先進国となるが、これらの課題も克服して、新たなステージに入るのだ。
やっぱりワクワク感が人間のやる気を築き上げるのだ。期待値を増やして、夢を描くことの重要性を改めて感じた。
2050 近未来シミュレーション日本復活 [ クライド・プレストウィッツ ]
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ハリッサと10スパイスの魚介つけ麺。
先日、ねむ瑠@本郷三丁目にて、つけ麺を頂戴した。
土曜日恒例の特別メニューだ。18時15分前からお店の前の椅子に座って、少し待つ。なにしろ20食だからね。
18時にお店に入り、夏季限定の「ハリッサと10スパイスの魚介つけ麺」を注文。
スパイスがとても効いているような感じの解説もあったが、とても美味しく食べられた。これから1ヶ月もすれば、梅雨も終わって、暑い暑い夏に突入する。
そんなシーズンに最適な逸品だ。また、再訪したい。
「恐怖の地政学」を読了
いよいよ、6/7梅雨入りです。梅雨の時期はジメジメして、大雨が降って災害なども生じやすい時期ですが、お米など農業を営む方にとっては欠かせない時期でもある。うーむ、どちらがいいか難しいな。
ところで、T・マーシャル著の「恐怖の地政学 地図と地形でわかる戦争・紛争の構図」を読了。読売新聞の書評で、宮部みゆき氏が評論していたので、なんとなく読み始めてみた。
「ここ30年ほど、アメリカは衰退する、あるいは、もう衰退しているという予測が流行した。その予測は、過去から現在に至るまで、一度も当たったことはない。史上最も成功した国は、エネルギーを自給自足しようとしている。(略)プロイセンの政治家オットー・フォン・ビスマルクは、一世紀以上も前に両義にとれる言葉を残している。「神は、酔っ払いと子供、そしてアメリカ合衆国を特に大切に扱う」これは変わらないようだ。」
ふむふむ、大いに同意する次第である。
恐怖の地政学 地図と地形でわかる戦争・紛争の構図 [ T・マーシャル ]
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