真砂町夜話

夜な夜な、思いついたことをカキコしてまし。よろぺこり♪('θ`)ノ

剣客商売十三「波紋」を読了

春の季語である「啓蟄」も過ぎ、いよいよ春の趣がでてきた。こないだ、たらの芽やふきのとうの天ぷらも頂戴したけど、まさしく春がそろそろとやってきている感じだ。

同時に、花粉も凄まじい勢いで飛んでいるのも感じる。クリニックに行って昨年発売されたビラノア錠20mgを飲んでいるけれど、効いているのか効いていないのかわからん。ヨーグルトも食べているけれど、気休めな感じ。目も痒いし、鼻水も出るし、喉もいがらっぽい。なんとかしてくれー。

ところで、池波正太郎著の剣客商売十三「波紋」を読了。

小兵衛の剣友を見舞った帰途、大治郎の頭上を一条の矢が疾った。心当たりはなかったが、これも剣客商売ゆえの宿命か。「お前が家を出るときから見張られていたのではないか」小兵衛の一言で大治郎は、次の襲撃を呼び寄せるように、下帯ひとつの裸身で泰然と水浴びをはじめたーー「波紋」。旧友内山文太を想う小兵衛の心情を描き格別の余韻を残す「夕紅大川橋」など全5編。第13弾。

やっぱり小兵衛はいいねえ。読んでいて飽きないし、スルスル読めちゃうもの。