真砂町夜話

夜な夜な、思いついたことをカキコしてまし。よろぺこり♪('θ`)ノ

暗殺者を読了

今日も寒いけれど、明日は立春。19度にもなると聞き、大変驚いている。冬はどこに行ってしまったのか。19度ってなんやねん。でも、明後日からはやっぱり寒くなるとのこと。やっぱりね。

 

池波正太郎著の「剣客商売十四・暗殺者」を読了。研客商売はやっぱり面白い。何度読んでも楽しいのだ。こんな本はあまりない。落ち着いて読めるのが良いのだ。

小兵衛は見た。凄腕の二人の浪人者をたちまちにして蹴ちらした、その巨漢の剣客の手並みを。男の名は波川周蔵。「あの男ならせがれでも危い」。波川にいわれなき胸騒ぎを覚えた小兵衛は、やがて大治郎襲撃の計画を偶然知るや、卓抜した剣客の直観で、その陰謀と波川との見えざる糸を確信する。秋山小兵衛六十六歳、一剣客として父として、その血は熱く沸いた。シリーズ第14弾、特別長編。

小兵衛が少しずつ老いていく。でも、老いを感じさせない瞬間瞬間があるのが興味深い。ほんとそんな感じかも。