親鸞(上)(下)を読了
8月は梅雨明けいつかなというほど、暑くなかったような気がするけれど、今週だけは、とても暑かった。現場に出て15分ほどすると、みるみるうちに汗が出てきて困ったもんだ。ほんと熱中症になるかも。
五木寛之著の親鸞(上)(下)を読了。恥ずかしながら、五木寛之氏の著書を読むの初めてだった。この本は、親鸞のワクワクするような少年期、青年期から、法然上人と共に流罪となった時までが描かれている。
安楽房などは想像の産物のようだが、京都のその時代の風景が自分の目の前に映し出されているような感じがしてとても興味深かった。庶民の貧しい生活と比叡山などでの絹織物の衣装などのミスマッチ感がとてもよく出ていて面白い。
親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】【電子書籍】[ 五木寛之 ]
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親鸞(しんらん)(下) 【五木寛之ノベリスク】【電子書籍】[ 五木寛之 ]
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「中国の職人」を読了
お盆休みを満喫してます。西日本はとても暑いようですが、東京は最高気温30度くらいで夕方からは涼しい日々が続いてます。もう残暑な感じです。
塩野米松氏著の「中国の職人」を読了。
塩野米松さんの『中国の職人』全文を無料で公開します。 - ほぼ日刊イトイ新聞
急須や壺などを製作する中国の職人6名のオーラルヒストリー。
中国の近年の歴史を踏まえながら、力強く生きる市井の人々の生き様を語る。とても面白い。興味深いエピソードがたくさんあった。これが無料なんてどうかしている。
水神(上)(下)を読了
いよいよ7月も終盤となり、お盆休みも目前。なかなか仕事のエンジンがかからず、前に進まない感じの今日この頃。これからどうなるか不安でござる。
ところで、帚木蓬生著の「水神」(上)(下)を読了。眼前に筑後川が流れていながら、恵みの水を得ることのできない水枯れ村の庄屋五人が百姓たちを従えて、水を引くための堰を築く大工事に乗り出す物語。水枯れ村の百姓が筑後川から桶で水を汲み、水路に流していてもラチがあかない。そりゃそうだ。しかし、硬直した体制の中でなかなか実現しなかったのだ。庄屋五人の意気込みは素晴らしい。
ワクワクしながら読み進めることができて、とても良かった。著者が執筆した別のシリーズも読んでみようかな。
水神(上巻) (新潮文庫) [ 帚木蓬生 ]
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水神(下巻) (新潮文庫) [ 帚木蓬生 ]
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キーマカレー
暑い日が続きます。あまり外出をしないよう、心がけております。昔と違うんだと心がけて。
そんなこんなの日が続きますが、3連休の最終日に水道橋駅ほど近くの「カレー&オリエンタルバル桃の実 水道橋店」を訪問。
この店は、本郷三丁目に本店を構える「桃の実」の姉妹店だ。今年オープンした模様で、できたばっかりなのに、レストランの評価サイトで高評価をもらっているようだ。
マトンカレーが人気のようだが、おいらはあえてキーマカレーセットを注文。キーマカレー単品という選択肢もあるようだが、自家製ピクルス、ダルカレー、サブジが付いてくるセットを注文。
キーマカレーは、スパイスが思ったより効いていて、とても美味しかった。暑い夏にはやっぱり辛いカレーを食べて汗をかこうということか。
また、再訪したい。