水神(上)(下)を読了
いよいよ7月も終盤となり、お盆休みも目前。なかなか仕事のエンジンがかからず、前に進まない感じの今日この頃。これからどうなるか不安でござる。
ところで、帚木蓬生著の「水神」(上)(下)を読了。眼前に筑後川が流れていながら、恵みの水を得ることのできない水枯れ村の庄屋五人が百姓たちを従えて、水を引くための堰を築く大工事に乗り出す物語。水枯れ村の百姓が筑後川から桶で水を汲み、水路に流していてもラチがあかない。そりゃそうだ。しかし、硬直した体制の中でなかなか実現しなかったのだ。庄屋五人の意気込みは素晴らしい。
ワクワクしながら読み進めることができて、とても良かった。著者が執筆した別のシリーズも読んでみようかな。
水神(上巻) (新潮文庫) [ 帚木蓬生 ]
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水神(下巻) (新潮文庫) [ 帚木蓬生 ]
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