真砂町夜話

夜な夜な、思いついたことをカキコしてまし。よろぺこり♪('θ`)ノ

沈黙のパレードを読了

給湯器が壊れて、電源が入らなくなった。15年も使ってきたのでいよいよ交換とのこと。しょうがないなあ。仕事の都合もあってなかなか給湯器の交換がかなわなかったけれど、昨日ようやく交換してもらえた。

新しい給湯器は、エコジョーズも搭載しており、13%のエネンルギー削減もできるとのこと。期待したいものだ。

東野圭吾著の「沈黙のパレード」を読了。湯川教授シリーズの第9作目だそうだ。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。秋祭りのパレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたのか。殺害方法は?アリバイトリックは?超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。

結末は予想できても、なかなかどうして面白かった。ワクワク感が大事だ。

 

 

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リスボン夜話

GWもおわり、はや5月も中旬。昨日も暖かい日となり、昼間は半袖で十分な気温になって過ごしやすい日だった。

GWに遠出して、ポルトガルリスボンへ。日本から行くとなかなか遠くて、でも歴史から見ると近いような気もする。食事もあっさりしていてシーフードも多くて、最高にうまい。

圧巻は、いうまでもないジェロニモ修道院大航海時代の富をつぎ込んでできたもの。ヴァスコダガマによりもたらされたインドのスパイスを高値で売って富を得たとのこと。実に興味深い内容だ。

修道院の回廊は白亜な感じで、まるで映画のワンシーンを見ているようだった。また、是非是非再訪したい場所だった。

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昨日がなければ明日もないを読了

4月は異動やら、花粉症やらですっかり更新が遅れていた。ほんまに忙しくて、本当に困っちゃうな。このままゴールデンウィーク10連休に突入しそうな感じ。

宮部みゆき著の「昨日がなければ明日もない」を読了。シリーズ第5弾だ。

『希望荘』以来2年ぶりの杉村三郎シリーズ第5弾となります。中篇3本を収録する本書のテーマは、「杉村vs.?ちょっと困った?女たち」。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザーを相手に、杉村が奮闘します。

収録作品ーーあらすじーー

絶対零度」……杉村探偵事務所の10人目の依頼人は、50代半ばの品のいいご婦人だった。一昨年結婚した27歳の娘・優美が、自殺未遂をして入院ししてしまい、1ヵ月以上も面会ができまいままで、メールも繋がらないのだという。杉村は、陰惨な事件が起きていたことを突き止めるが……。

「華燭」……杉村は近所に住む小崎さんから、姪の結婚式に出席してほしいと頼まれる。小崎さんは妹(姪の母親)と絶縁していて欠席するため、中学2年生の娘・加奈に付き添ってほしいというわけだ。会場で杉村は、思わぬ事態に遭遇する……。

「昨日がなければ明日もない」……事務所兼自宅の大家である竹中家の関係で、29歳の朽田美姫からの相談を受けることになった。「子供の命がかかっている」問題だという。美姫は16歳で最初の子(女の子)を産み、別の男性との間に6歳の男の子がいて、しかも今は、別の?彼?と一緒に暮らしているという奔放な女性であった……。

人生色々あるけれど、そんなこともあるのかという感じがした。最後の最後の急展開は、本当にすごいし。 

 

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出石そば

2月の3連休で城崎温泉に行ってきた。温泉も良かったけれど、せっかくなので、少し足を伸ばして、豊岡市の出石(いずし)皿そばを食べてきた。

小京都と呼ばれる豊岡市出石で、名物の食べ物。小皿で出てくるが、わんこそばのようにぶっかけるのではなく、蕎麦猪口に浸して食べるようだ。通常10皿くらい食べるようだけど、40皿とかたくさん食べる人もいるようだ。

由来は、信州上田から国替えになった時にそば職人が一緒に伴ってきて、この地域に伝えられたとのこと。こんな歴史を聞くと、面白さがもっと増すものだ。

訪問したお店は「皿そば甚兵衛」。中庭が見えるお座敷に通されて、とてもゆっくりできた。隙間風が寒かったけれど。

薬味として、卵やらとろろとかあって、味変もできるのが楽しかった。

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剣客商売十三「波紋」を読了

春の季語である「啓蟄」も過ぎ、いよいよ春の趣がでてきた。こないだ、たらの芽やふきのとうの天ぷらも頂戴したけど、まさしく春がそろそろとやってきている感じだ。

同時に、花粉も凄まじい勢いで飛んでいるのも感じる。クリニックに行って昨年発売されたビラノア錠20mgを飲んでいるけれど、効いているのか効いていないのかわからん。ヨーグルトも食べているけれど、気休めな感じ。目も痒いし、鼻水も出るし、喉もいがらっぽい。なんとかしてくれー。

ところで、池波正太郎著の剣客商売十三「波紋」を読了。

小兵衛の剣友を見舞った帰途、大治郎の頭上を一条の矢が疾った。心当たりはなかったが、これも剣客商売ゆえの宿命か。「お前が家を出るときから見張られていたのではないか」小兵衛の一言で大治郎は、次の襲撃を呼び寄せるように、下帯ひとつの裸身で泰然と水浴びをはじめたーー「波紋」。旧友内山文太を想う小兵衛の心情を描き格別の余韻を残す「夕紅大川橋」など全5編。第13弾。

やっぱり小兵衛はいいねえ。読んでいて飽きないし、スルスル読めちゃうもの。

 

 


 

薬膳スタミナ麺

花粉症がいよいよひどくなってきた。クリニックに行ってきて昨年から新しく出てきたビラノア錠20mgを処方されたが、果たして効くのやら。

先日、午前の出張を終えた後、本郷三丁目ほど近くの麺覇王にてランチ。注文したものは、もちろんお店オススメの薬膳スタミナ麺。

お店の触れ込みとしては、「麺は残してもいい。でもスープは飲んで行ってください」という。

食べていくに従って、どういうわけだか頭から汗をかいていくのだ。激辛というわけでもないのに。インフルエンザなんか寄せ付けないような勢いを感じ。

すこし高めの値段設定だけれど、その値段以上のパフォーマンスがあるような気がした。

また、ぜひぜひ

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再訪したい。

 

十番斬りを読了

2月の寒さが続くけれど、少しずつ春の予感もある感じがいい季節だ。三寒四温で少しずつだけれど、梅の香りなんかを嗅ぎながら。

池波正太郎著の十番斬りを読了。

無頼者一掃を最後の仕事と決めた不治の病の孤独な中年剣客。その助太刀に小兵衛の白刃が冴える表題作など全7編。

 やっぱり剣客商売は面白い。ワクワクしながら読める。多様な世代がワクワク読める本なんてなかなかないよね。

 

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