裁きの鐘は(下)を読了
いやはや、ジェフリーアーチャーのエンターテイメントはすごいな。
クリフトン年代記「時のみぞ知る」「死もまた我等なり」に続く第3部「裁きの鐘は(下)」を読了した。シリーズが新しくなるたびに、加速度的に面白くなるのだ。
今回の下巻では、ハリーの息子セバスチャンが国際的犯罪に巻き込まれる。ハリー、ジャイルズが救いの手を差し伸べるが、はたしてどうなるのか。ワクワクさせられるなあ。
アガサクリスティやらピーターオトゥールなども出てくるし、実にウィングが広い。
最後の解説によれば、第4巻が今年3月に英語版で刊行されたとのことである。今後、翻訳されて日本の書店にも並ぶであろうが、「第5巻で完結といわれていた年代記全体の構想が、いつのまにか全7巻に延長された」との記載もあり、今後の展開が楽しみだ。
裁きの鐘は(下) |