2012-10-22 ブルックリン・フォリーズ ブルックリン・フォリーズ(ポール・オースター 柴田元幸訳)読了。しがない保険屋だった主人公ネイサン・グラスと、成績優秀だったのになぜかタクシー運転手だった甥っ子のトム・ウッドのありそうでなさそうな日常を描く作品。人と人の繋がりのなかに、ホッとできる一幕がある。これをじんわり感じさせる作品だった。ポール・オースター、相変わらずいい味だしているね。