都市をたたむを読了
饗庭伸著の「都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画」を読了。
都市をたたむというのは、いかにも刺激的なタイトルだ。しかし、人口減少化においてどのような都市像を描くか、これは難しい問題だ。都市が拡張して行く段階よりとても難しい。
東京においても、必ずこの問題に直面するのだ。いやもう直面しているかもしれない。
時間はかかるかもしれないが、将来を見越した手立てを加えていかなければいけない。
都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画 [ 饗庭伸 ]
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逆襲される文明 日本人へⅣを読了
塩野七生著の「逆襲される文明 日本人へⅣ」を読了
ローマ人の物語などを書いた著者が綴るエッセイ。日々の出来事、ニュースをもとに人間としての教訓を描く書だ。
イタリアの政治が不安定化し、アメリカのトランプ大統領の発言などをニュースで見ると、ほんと日本は安定しているなと思う。
これまでずっと日本だけが世界から取り残され、周回遅れもいいとこだとと思っていたのに。ここにきて日本の安定感だけが目立つような気がする。
振り子は常に揺れ動くということだろうか。
逆襲される文明 日本人へ4 (文春新書) [ 塩野 七生 ]
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ネモフィラ
あっという間に、GWも最終日。後半は引きこもりな毎日であったが、そんな日も良いのではないかと思った。
ところで、先月、ひたち海浜公園に行って、ネモフィラ を見てきた。ここは「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」にも位置付けられてるスポットだ。
朝6時53分東京発のひたち一号に乗って勝田駅に到着。勝田駅からはバスで少し行って9時少し前に、ひたち海浜公園に着いた。まだ開園時間9時半になっていなかったけれど、早めにオープンしたらしくすんなり入園することができた。
てくてく歩くこと20分で、丘一面にネモフィラが咲く絶景が見ることができた。例年だと、GWが見頃のようだけれど。3月下旬から4月初旬の気温が例年より高かった為、ネモフィラの開花が早まったようだ。
見に来る人も多いけれど、公園が大きいのでそんな気にならなかった。帰りには少し寄り道して観覧車やジェットコースターにも乗ったし。素敵な日帰り旅を堪能できたかな。
ギリシア人の物語III 新しき力を読了
4月に異動しフロアーも変わったがなんとか3週間をしのいだ感じだ。GWまであと1週間。前任者の仕事をやっつけながら、落とし穴にはまらずに。
ところで、昨年末に発売された塩野七生著の「ギリシア人の物語III 新しき力」を読了
アテネ、スパルタともに自信を失い何をやってもうまくいかない時に、マケドニア王の弱冠二十歳のアレクサンダーがギリシア世界を制し、ペルシアに向かう。エジプト、メソポタミア、中央アジアを制覇し、カエサルもなし得なかったインダス川も超えるのだ。
わずか32歳で生涯を終えるというがなし得た成果はすごいものがある。著者のものすごい熱気を感じる文章が印象的だった。
ギリシア人の物語3 新しき力 [ 塩野 七生 ]
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ミレニアム5復讐の炎を吐く女(上)(下)を読了
桜の花びらも散って、いよいよツツジの季節のようだ。ハナミズキも新芽を吹き出している。新緑の季節もいいなと改めて思う今日この頃。
ダヴィド・ラーゲルクランツ著の「ミレニアム5復讐の炎を吐く女」(上)(下)を読了。
主人公のリスベットが刑務所に入っているところから始まる。なんで刑務所に入っているのか。リスベットは悪いことしていないのに、しかも著名な人の子供を守って賞賛を得たのに、違法行為と指摘され罪に服しているのだ。
刑務所の中では、やっぱり色々な人々がいてどういうわけかナイフなんか持っている人もいるようだ。なんだか怖い展開になってきたな。
怖いけど読まずにはいられない。やっぱり。
ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 上 [ ダヴィド・ラーゲルクランツ ]
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ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 下 [ ダヴィド・ラーゲルクランツ ]
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