ミレニアム5復讐の炎を吐く女(上)(下)を読了
桜の花びらも散って、いよいよツツジの季節のようだ。ハナミズキも新芽を吹き出している。新緑の季節もいいなと改めて思う今日この頃。
ダヴィド・ラーゲルクランツ著の「ミレニアム5復讐の炎を吐く女」(上)(下)を読了。
主人公のリスベットが刑務所に入っているところから始まる。なんで刑務所に入っているのか。リスベットは悪いことしていないのに、しかも著名な人の子供を守って賞賛を得たのに、違法行為と指摘され罪に服しているのだ。
刑務所の中では、やっぱり色々な人々がいてどういうわけかナイフなんか持っている人もいるようだ。なんだか怖い展開になってきたな。
怖いけど読まずにはいられない。やっぱり。
ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 上 [ ダヴィド・ラーゲルクランツ ]
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ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 下 [ ダヴィド・ラーゲルクランツ ]
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「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」を読了
東京で桜が満開になった。平年に比べ10日も早いとのこと。今年の冬は寒かったような気もするけれど、温暖化の影響とかあるのかな。
川上和人著の「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」を読了。決して鳥が好きじゃないみたいだけど、人生の流れで鳥類学者になったと研究者は語る。小笠原などの無人島で日焼けを避けながら、鳥類の研究にいそしみながら、他の学者の生態を楽しく語るところが面白い。
読みながら結構笑えた。電車の中で読むと困ってしまうかもしれない。
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 [ 川上 和人 ]
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ニュータウンの社会史を読了
金子淳著の「ニュータウンの社会史」を読了
多摩ニュータウンを舞台に、戦後の住宅難を機に住宅を供給してきた歴史を語る。社会学の側面からのアプローチだ。
少子高齢化が進む中、地域社会はどうあるべきか。今後の展開を考えさせられる一冊だ。
ニュータウンの社会史 (青弓社ライブラリー) [ 金子 淳 ]
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この世の春(上)を読了
梅が少しずつ咲いてきました。近くの神社の桜も、白もピンクも咲いてきた。まだ、満開ではないけれど。
宮部みゆき著の「この世の春(上)」を読了。舞台は江戸時代。北見藩藩主の重興が主君押込にあうところから始まる。
憑き物か怨霊かと思われるお殿様だが、現代の心理療法に寄れば違う結果も出てくるかもしれない。そんなことを思わせるストーリー。
まだ、上巻だけだから、確かなことは言えないけれども。
この世の春 上 [ 宮部 みゆき ]
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