真砂町夜話

夜な夜な、思いついたことをカキコしてまし。よろぺこり♪('θ`)ノ

「ソロモンの偽証第Ⅲ部法廷」(宮部みゆき著)を読了

超・長編「ソロモンの偽証」を読み終えた。

藤野涼子という中学生を中心に学校内裁判を執り行う話だ。雪の降るクリスマスイブに、ある中学生が校内で死んでいるところから始まる。同級生のワルが疑われるけれども、そんな一筋縄ではない。宮部みゆきが、旨いタッチで中学生の心情を描く。

ボクが中学生だったときには、こんな学校内裁判なんて想いもつかなかったけれどね。弁護側、検事側の喋りもしっかりしていて、そんなこと無理だろってレベル。けれども、面白かった。グングン読めた。