オレたちバブル入行組を読了
すっかり11月に入ってめっきり寒くなってきた。コート着ている人も半数くらいになって着たので、おいらの冬物もそろそろ出さなくてはと感じている今日この頃。
池井戸潤著の「オレたちバブル入行組」を読了。
本書は、4年前に「倍返しだ」で話題になったテレビドラマの原作だ。内容はこんな感じだ。
大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。四面楚歌の半沢には債権回収しかない。夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。そんな世代へエールを送る痛快エンターテインメント小説。
銀行の内情が結構ギラギラ書かれている。著者も銀行に勤めていたこともあったそうなので、まさしくそんなギリギリしているところなのだろう。とても面白かった。
オレたちバブル入行組 (文春文庫) [ 池井戸潤 ]
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