決闘の辻を読了
昨年は32冊の本を読んだ。まあ10日に一冊のペースだ。週刊誌の定期購読を昨年9月に辞めたから、今年はもっといいペースで読めるといいかな。
昨年の面白かった小説を3つ挙げるとするならば、
・隠し剣秋風抄(藤沢周平著)
・稼ぐまちは地方を変える(木下斉著)
村上春樹のトラベルエッセイがやっぱり一番。だけれど、藤沢周平をはじめとする時代小説も多くの作品を読んで楽しかったな。また、新書も多く購入して読んだけれど、「稼ぐまちは地方を変える」は独自の鋭い視点で切り込んでいてよかった。
藤沢周平著の剣客小説「決闘の辻」を読了。
名剣客と言われる宮本武蔵、柳生但馬守宗矩などの決闘シーンを描いた短編集。斬り合いだけでなく、剣客の心の移り変わりまで手に取るように描かれている。
個人的には、藤沢周平著の作品だと隠し剣鬼の爪のようなものが好みだけれど。
決闘の辻新装版 |