真砂町夜話

夜な夜な、思いついたことをカキコしてまし。よろぺこり♪('θ`)ノ

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読む。

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(村上春樹著)を読む。
TSUTAYAオンラインで予約したら、ちゃんと4/12の発売日には届けられていた。送料無料だったし、なかなか便利なサービスだ。
主人公の多崎つくるは、東京で働くエンジニアで、休日にはプールにて泳ぐ36歳の独身だ。こんな境遇の人、たくさんいるよね。ごくごく普通の人だ。若い時の苦しいニガい出来事も原因の一つになっているのか、孤独感がないわけでもない。こんな忘れたかった心のキズを、恋人の愛情などを通じて、少しずつ修復して行く物語だ。
やれやれなど独特な言葉は健在だし、えっ、これで終わりなの?っていう感じもある不思議な小説だった。

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