真砂町夜話

夜な夜な、思いついたことをカキコしてまし。よろぺこり♪('θ`)ノ

歌舞伎座がいよいよ開場

本日3/27に、歌舞伎座が開場された。来週4/2には、こけら落としの幕が上がる

有形登録文化財であった旧歌舞伎座を取り壊されたが、唐破風の屋根に白壁といったデザインは、旧歌舞伎座を踏襲している。
歌舞伎座の背後に、29階建てのオフィスビルが加わった形だ。
この建て替えの理由としては、老朽化や耐震性、事業採算性などがあったと聞いている。
東日本大震災を経た現在から改めて見て、建て替えは正しい判断であったと考える。
耐震改良などの選択肢もあったかもしれないが、舞台・客席空間、空調、メトロとの動線などの不満も大きかった。
やり方はいろいろあるにせよ、伝統を重んじつつ、いかに時代の趨勢に遅れることのないようにすることが大事だ。

2010年に閉場して3年を経過した。この3年のブランクは大きい。歌舞伎界の重鎮たちも失ってしまった。
本日行われた歌舞伎俳優による「お練り」には、沿道に32,000人のお客さんが訪れたそうだ
こうした取組を多としたい。一番大切なことは、成熟した歌舞伎というものをいかに多くのお客さんに見てもらうことだ。

4月のこけら落とし公演には、ぜひ、新しい歌舞伎座に訪れたい。とても楽しみだ。