真砂町夜話

夜な夜な、思いついたことをカキコしてまし。よろぺこり♪('θ`)ノ

いよいよ小田急線下北沢駅が地下化

先週3/22に、小田急線世田谷代田駅、下北沢駅、東北沢駅の3駅が地下化した。この連続立体交差事業により、開かずの踏切9箇所が除却された。
当面は複線であるが、2017年度には複々線化され、輸送容量も増えるそうだ。新宿への速達性も確保され、実に画期的な出来事だ。

小田急の混雑率は、国交省の統計によれば世田谷代田駅→下北沢駅で186%となっている。
JRではもっと混んでいる区間もあるが、それ以外の私鉄のなかでは東京地下鉄・東西線の199%に次いで2番目に混んでいる。連続立体交差事業と合わせた複々線化で、混雑緩和されることを期待したい。

戦前から1950年代まで、鉄道事業者は沿線の住宅開発や百貨店運営などにより採算性を確保してきた。
その後、東武、京王などは複線のままであるが、小田急と西武は複々線化へ積極的だ。需給バランスや沿線の土地利用の状況などが複々線化を急がせたのであろう。だが、都内では、2020年頃から人口減少に突入すると推計されている。
今後、電鉄各社は、沿線をどのようにブランド化して、事業展開をしていくか明確なビジョンが必要だ。