『東京「スリバチ」地形散歩』を読了。
『東京「スリバチ」地形散歩』(皆川典久著)を読了。
僕の住んでいる文京区も坂がとても多い。それもこの上ない急坂だ。自転車で買い物に行くのにも、大変な思いをする地域だ。
けれども、そこが面白いのだ。なんかブラタモリでタモリがキワを探すように、ボクも地形が気になる。100年も200年も前からこの地形なんだと思うと、不思議な気がするのだ。
『大地の起伏には何らかの意味が隠されている。人知れず谷地や窪地が刻印されたフィールドが果てしなく広がる東京。谷を巡ることで砂漠のオアシス、あるいは樹海の泉を発見するような喜びを味わうことも可能だ。街のくぼみに気づいたら足を一歩踏み入れることをお勧めしたい。山あり谷ありの東京スリバチ探索、目の前の丘を越えれば見知らぬ谷がきっとあなたを迎えてくれるのだから。
そして、どんなに小さな谷でも、海へと続いているのだから。』
この地形が記憶しているものは、なんだろう。
東京「スリバチ」地形散歩 |