真砂町夜話

夜な夜な、思いついたことをカキコしてまし。よろぺこり♪('θ`)ノ

お金は寝かせて増やしなさいを読了

昨日、都心でも初雪が降ったとのこと。風はなかったものの結構寒かった。しばらくこの寒さが続きそうだが、どうしたものかな。コタツにくるまって、みかんでも食べてしのぐしかあるまい。

水瀬ケンイチ著の「お金は寝かせて増やしなさい」を読了。この本は、インデックス投資家のこれまでの実践記を描き、すでにバイブルとなっているとのこと。いかにインデックス投資がお得かをいろいろな事例を用いて説明している。

10年前にはインデックスなんて言葉も浸透しておらず、いまではとても考えられなかったことだ。投資環境がすこしずつ充実してきたのが興味深い。

 

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キーマニルギリ

お正月もそろそろ抜け出て、明日から本格稼働。先週金曜日は出勤したけど、ほとんどいなかった。友人の会社でも休暇を奨励していてほとんど電話もかかってこなかったとのこと。

年始の飲み会とか以前はあったけれど、だんだん休暇が多くなってくるよね。

ところで、先週金曜日は、西新宿五丁目駅近くのコチンニヴァースにてランチ。いつものランチのセットメニューはなくって、はじめての通常メニューでした。

普段見たことないメニューだからとてもとても興味深かった。エメラルドフィッシュのカレーとかビリヤニも確かおすすめだったような気がするけれど、今回はキーマニルギリとプレーンライスを注文。

キーマニルギリとは、下にほうれん草ソース、キーマカレー、野菜、玉子がのった進めの一品とのこと。

いやはやキーマニルギリも最高でした。新たなステージに乗っているような感じです。昼ではなくて、夜に再訪したいな。

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ウォール街のランダム・ウォーカーを読了

あけましておめでとうございます。今年も良い年でありますようにお祈り申し上げます。

株価が昨年末から徐々に下がっており、今日なんか1ドル104円まで急騰するなど、目が離せない状況が続いてます。

そんなことを横目に、バートン・マルキール著の「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読了した。この本は1973年に第1版が出された後、少しずつ更新され、現在では第11版に至る株式投資の不滅の真理を示したバイブルだ。

金利に負けない投資法とは何か、個々の株式をを売買したりアクティブファンドに投資するよりも、ただ単にインデックスファンドを買ってじっと持っている方が遥かに良い効果を生むことが示されている。

様々な事例を用いて、いかに通説が間違っているかなどを定量的に示していて、とても面白く感じた。


 

重ね地図で読み解く京都1000年の歴史を読了

もう大晦日。今年が終わるという実感もないまま、ただただ1日1日が過ぎ去るのみ。

これからビールでも飲んで、テレビを見ながらグダグダして今日が終わりそう。これでいいのかな。

谷川彰英編の「重ね地図で読み解く京都1000年の歴史」を読了。平安・戦国・幕末と現代を地図上で重ね合わせて、時代を透かし見る新しい視点の町歩き本。

京都には1年に1回は訪れているが、こんな見方をしたことなかった。いままでなんの気にもせずに歩いていた道が、京都御所とゆかりがあった場所だったなんて。そんなこんなを気づかせてくれるとても面白い本だ。

 

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アフガンの男(上)(下)を読了

忘年会シーズンの到来。先週は、毎日のように飲んでいたような気がする。忘年会に向かう鉄道もものすごい混雑だし、タクシーも全然捕まらない。すごい騒ぎだな。

忘年会シーズンくらい、終電の延長をしてくれても良いような気がする。ナイトタイムエコノミーの重要性が歌われる中、その経済効果たるやものすごいとおもうのだけどな。

 

フレデリック・フォーサイス著の「アフガンの男」(上)(下)を読了。この本、ずいぶん昔に読んだ気がするような感じだったけど、細かな部分を思い出せず、ずんずんと読み終えてしまった。

混迷の現代社会に警鐘を鳴らす、超一級のエンタテインメント!
逮捕劇のさなかに死亡したアルカイダ幹部の残したパソコンから、大規模テロ計画の文書が発見される。米英諜報部は内情を探るため、元SAS将校を収容中のタリバン戦士の替え玉として、アルカイダに潜入させる……。

潜入捜査のハラハラドキドキがものすごい感じ。一気に引き込まれて、そこから抜け出ることはできない。前に進むしかないのだ。

 しばらく、フレデリック・フォーサイスの祭りが続きそうな感じ。 

 

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邪馬台国は「朱の王国」だったを読了

いよいよ寒くなってきたが、今週末はバイクの車検があったので1時間ほどかけて民間車検場へ行ってきた。とても寒かったけれど、シバれるほどではない。順調に車検も終わり、近くのカレー屋さんに行ってムシャムシャ食べてきた。たまにはバイクで街乗りするのも良いかも。

蒲池 明弘著の『邪馬台国は「朱の王国」だった』を読了。

古代日本は朱の輸出で繁栄した「朱の王国」だった。
「朱」という視点で日本の神話と古代史を読みなおすと、目からウロコが!
長年、続く邪馬台国論争に一石を投じる画期的な論考の誕生。

日の丸、神社の鳥居や社殿、漆器、朱肉……と日本には朱色があふれており、この国のシンボルカラーといってもいいだろう。
朱の成分は火山地帯で産出される硫化水銀。火山国の日本では赤みをおびた石や砂として全国のいたるところで採掘できた。
朱は顔料・塗料として、防腐剤・防虫剤として、さらには不老不死をねがう薬品に欠かせない水銀の原料として、大変な価値をもっており、古代日本の重要な輸出品だった。

朱の産地が集積しているのは九州・奈良・伊勢。
そして神話、古代史には、これらの地が、いくどとなく登場する。

・なぜ神武天皇は九州南部から近畿(奈良)へ向かったのか。
・なぜ世界的にも巨大な墳墓(古墳)が奈良周辺で多く造られたのか。
邪馬台国の候補地は、なぜ奈良と九州が有力なのか。
・なぜ八幡宮の総本社は大分県宇佐市にあるのか。
・なぜ伊勢に国家的な神社が鎮座しているのか。
・なぜ奈良・東大寺の「お水取り」は火祭りなのか。

こうした疑問も「朱」を補助線にすると、定説とは異なる解が浮かび上がる。
半世紀もの間、埋もれていた仮説を手がかりに、日本の古代を探る。

 

邪馬台国論争は新聞では読んだことがあったけれど、なかなか興味深い。ワクワクするといったら、怒られるかもしれない。けれど、それなりのロマンがあるような気がする。

 

 

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我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たちを読了

木枯し1号が東京で吹かなかったことが話題になった。すこし暖かめの冬なのかな。いいような、悪いような微妙な感じだ。

川端裕人著の「我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち」を読了。

我々ホモ・サピエンスの出現以前、地球には実に多様な「人類」がいた。教科書に載っているジャワ原人北京原人だけではない。身長わずか110cmのフローレス原人、台湾の海底で見つかった澎湖人など、とくにアジアの「人類模様」は、目もくらむほどだった。しかし彼らはすべて滅び去り、いま人類は「我々」しかいない。なぜ我々は我々だけなのか? 答えを追い続けた著者が人類進化学の第一人者に導かれて出会った衝撃の仮説!

 ホモサピエンス全史も売れ行きが良いことからも分かる通り、人類史は流行の書籍だ。それを割り引いても、とても面白い著書だった。

 はたして人類はどうやってここまできたのか。その謎を明かすストーリーが面白い。