三鬼 三島屋変調百物語四之続を読了
宮部みゆき著の「三鬼 三島屋変調百物語四之続」を読了。
袋物問屋三島屋のおちかが語り手を招いて、風変わりなストーリーを「語って語り捨て、聞いて聞き捨てる」百物語の続き。
夏場はぜんぶ休業する弁当屋だるまやの主人の話が面白かった。主人公が房総の方面へ出かけた際に、ひょんなことから食客ひだる神に取り憑かれてしまう。
この食客は、けっして悪い奴でもない。むしろ幸運を呼び込む奴かも。けれども、様々なことを引き起こし、笑いを誘ってくるのが面白い。
気に入ったなり。
三鬼 三島屋変調百物語四之続 [ 宮部 みゆき ]
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明太子のおうどん(3玉)
ひさしぶりに、つるとんたん新宿店を訪問。いつもお店の前で行列している印象だったので、ここしばらく5年くらいは来なかったかな。
けれども、平日の夜11時くらいに訪問すると行列がなかったので、するすると着席。明太子のおうどん(3玉)を食べる。
いつも3玉をお願いするけれど、やっぱりボリューミーです。味変せずにもスルスルと胃袋に入っていくことができ、とても美味しい。
しかし、次の朝ごはんのみならず、昼ご飯にも影響を及ぼす恐ろしいボリューム。けれど、くせになりそうだ。
三屋清左衛門残日録を読了
藤沢周平著の三屋清左衛門残日録を読了。
テレビの時代劇にもなった作品だ。いつもの藤沢作品とは少し違ってカラリとした側面もあった。
江戸時代に、ある藩の江戸詰の用人を務め、すでに息子へ家督を譲り、隠居の身になった清左衛門が主人公。親友の町奉行から、時々相談が持ち込まれ、、現役ではないフットワークの良さから、次々と解決の糸口を見つけていく。
なかなかどうして、面白いな。
三屋清左衛門残日録 [ 藤沢周平 ]
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赤目張の煮付け
1ヶ月ほど前になるが、築地で朝ごはん。土曜日に珍しく早くに起きて、築地へGO。
なんだかんだ築地市場の場内をめぐるが、お目当は「高はし」である。久しぶりの訪問であったが、いつのまにか店内が改装されて少しモダンになった気がするな。豊洲への移転が先延ばしになった影響かもしれない。
連れは穴子丼を食べていたが、おいらは「赤目張の煮付け定食」と「熱燗」。うんうん、煮付けが出来上がるまで熱燗を少しづつ飲むのがいいかも。
少し待つと、煮付けがやってきた。ホワホワしている身を口の中に放り込むと溶け出すような感じで、たまらなく旨い。
常連さんなんか、カレイの煮付けと他のおかずなど2品くらい頼むのも見てびっくり。真似したいけれど、おいらには無理かも。
鬼平犯科帳 決定版(八)を読了
あっという間に、4月になってしもうた。桜は3月21日に開花したものの、その後の気温が低めだったため、4/2時点でも小石川後楽園など5分咲きにとどまるとのこと。今週水曜日くらいが満開かなあという感じ。
ところで、池波正太郎著の鬼平犯科帳 決定版(八)を読了。吉右衛門主演のテレビドラマは終わったけれど、鬼平シリーズの人気はとどまることを知らないということだろうか。
文藝春秋文庫も新装版ではなく、文字などを少しだけ大きくした決定版というものを出して対応しているとのこと。テレビアニメもあるらしいし、すごい人気だ。
鬼平犯科帳 決定版(八) [ 池波 正太郎 ]
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