希望荘を読了
宮部みゆき著の「希望荘」を読了。
『誰か』『名もなき毒』『ペテロの葬列』に続く杉村三郎シリーズ待望の第4弾。今回は、短編集ということで読みやすいかもしれない。
おなじみ杉村三郎が東京都北区に私立探偵事務所を開業する。そこで持ち込まれる相談のような、そうでないようなものを、すんなり請け負うのだ。
えー、そんな相談受け付けなければいいのにと思いつつ、読み進めるのが結構面白い。
最初の「聖域」と「希望荘」が印象に残った。
またの展開を期待したい。
希望荘 [ 宮部みゆき ]
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64(下)を読了。
横山秀夫著の64(下)を読了。
D県警と記者クラブの争いがエスカレートしているさなかに、警察庁長官視察の真の目的を知った主人公の取った手段は意外なものだった。刑事部と警務部の縦割りを打破できない中で、独自路線を貫くのだった。
そこから主人公に見えてきたものは、なんと驚くような結末だった。後半のストーリー展開がとても面白かった。これぞスリルある展開だった。
64(下) [ 横山秀夫(小説家) ]
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築地市場場内にて、カキらーめん
先週土曜日、暇だったので、築地までオートバイで出かける。
おめあては、寿司ではなく、ラーメンだ。寿司は6時間待ちとか書かれるとげんなりするからだ。
「やじ満」というラーメン屋さんだが、カキらーめんがスゴイのだ。
でっぷりしたカキが5個ぐらい。少し小麦粉をつけて炒めているようで、エキスが閉じ込められている。
このカキをかじれば、先ほどのエキスが出てくるのだ。海の香りを思い出させるエキスがたまらない。
いやはや、これからの寒くなる季節にはたまらない料理だ。
また、再訪したい。
ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女を読了。
ダヴィド・ラーゲルクランツ著の「ミレニアム 4 下 蜘蛛の巣を払う女」を読了。
リスベットの活躍が加速する。そして、リスベットの知られざる過去がだんだん明らかになってくるのだ。
そんなストーリーは著者が変わっても継続されているところがくすぐられる。続編が出たらまた読みたい。
ミレニアム 4 下 [ ダヴィド・ラーゲルクランツ ]
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2025年、高齢者が難民になる日を読了
小黒一正編著の「2025年、高齢者が難民になる日」を読了。
刺激的な表題だが、中身はいたって現実的。介護保険制度のあたりはなかなか理解が難しいが、将来の都市像、生活像はたぶんそんな感じだろう。
いかに効率的な都市を創りマネジメントしていくかが問われている。
2025年、高齢者が難民になる日 [ 小黒 一正 ]
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